不破の雷慟
第五話 冒険者
おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
その日は朝から地震が何度か起こっていた。
今日から冒険者になるのになんだか不吉……
幸いソフィアの街も大きな災害もなく、数回揺れたあとは普段と同じになったのは良かった。
そして、初顔合わせの時を迎えた……。

リィム『リ……リィムはリィムです!
よ……よろしゅくお願いしましゅ…!』
リィムの冒険者デビューは、緊張のあまりカんでしまい、顔を真っ赤にするという波乱から始まった。
それを気づかないふりをして進めるゼノの優しさに、更に顔が火照る。
目を逸らし手でパタパタと扇ぐリィム。
ゼノ『ゼノだ、よろしく頼む。
武器は……なんだそれ杖か?』
リィムは麺棒のようなものを持っていた。
支援系の魔法なら魔力を全開放しないので杖を壊すことは少なくなるのだが、ちょっとでも気を抜くと壊してしまう。
そのため持つ杖はいつも、頑丈な棍棒じみたものになることが多かった。
リィムは【壊れない杖】を探すのが冒険の目的です!』
ゼノ『良く……こわすのか?』
リィム『昔から魔力が強すぎて壊しちゃうんです……(ó﹏ò。)
でもっ!!その【壊れない杖】があれば、良い魔法使いになれるはず!』
っし
ゼノは内心ガッツポーズを決めていた。
もしかしたら逸材かも?!
杖を壊すくらいの魔力を持つ魔導師……
これをなんとか制御できればっ!!
設立予定の自分のギルドに大きな戦力として活躍してくれることだろう………。
こうしてリィムはいったんは支援職としてパーティに入った。
さて
今回のクエストはフォーフの依頼、ミノタウロスの皮の収集だ。
ゼノたちルーキー冒険者にとってはちょうどいい腕試し、初期のパーティとしてはかなり手頃である。
また、初心者冒険者の重要な資金源になっている有名なクエストもある。
ゼノ『ここか……』
寺院はかなり荒らされていた。
ここに巣食うゴブリンに…ではない。
『数多の冒険者に』である。
リィム『ここすごい焦げてますね……』
ゼノ『高位の冒険者がゴブリンを狩るんだよ、何が目的だか知らないけどね、すごい火力なのでこの直線の通路は焦げるのさ』
リィム『ふぅん……』
一行は奥へ奥へと歩みを進めた。
やがて目的のミノタウロスポイントに近づくと…魔法陣が反応しペカりだす!
ゲートが開き、地面の下から太い腕がニョキッと生えたかと思うと、ミノタウロスのその大きな身体が現れるっ!
リィム『はいっ!』
このヒトはサブリーダーのレイアさん。
ゼノさんと共にダメージディーラーとしてパーティを牽引する。
槍をクルクルと半回転させリィムの前に出る。
リィムは下がって支援魔法を唱える。
(本当は攻撃魔法も出せるんだけど、この棍棒(杖)もぜったい壊れちゃうもんなぁ……)
うずうず……
剣を振るうたびに空中に魔法陣が浮かび炎の矢が生み出される。
(リィムは魔矢使えないのにっ(。>﹏<。))
ボッ、ボッ、ボッ🔥
矢の数は3本ほどだが絶対に外れない魔法の矢は突進攻撃を繰り返すミノタウロスに突き刺さりダメージを蓄積させていく。
うずうず……
わたしだって!
この戦闘が終わったら……魔法使いになれる!
わたし、
本物の冒険者さんたちと魔法戦闘ができる!
リィムの魔法への期待はどんどんと高くなっていったのだった。
つづく
【次回予告】
リィムの魔職へのあこがれは最高潮まで達する!魔法を放つリィム、果たしてうまく撃つことができたのかっ!?

次回【不破の雷慟】第六話〜試撃〜
お楽しみにね(o^-')b♬
初級者パーティの登竜門、ミノタウロスのクエストですね。ちょっと忘れてたけどあのフォーフさんからのクエクトだったんだね。
途中の壁がコゲてるのはゴブリンの特性集めで、高位の冒険者が暴れてますからね。
レベル325のカンスト冒険者が暴れたら壁ぐらい焦げますからねぇ
さて、目的のものは見つかるのでしょうか?
魔法は使うことができるのでしょうか?
次回もお楽しみにね(o^-')b♬
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃーい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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